情けなさ、ここに極まる!!

先日、カルマ清算コースの今期最後の授業が開催されました。
最後のコースでは、それぞれのこの1年の在り方に対して、集大成として伊藤先生から答えが示される機会でもあります。
1人ひとりがそれと向き合い、人によっては自身のカルマのそのあまりの酷さに言葉を失ったり、打ちのめされたり、こらえようもなく涙が流れたり・・・。

そんな空気の中での最後の最後、自分の事を先生に伝えたいと話し始めたのが、コース歴6年目で、今年の1月に伊藤先生のクラスに移ってきたばかりの宮地文也でした。
彼は今まで、うだつの上がらないコース生の代名詞として、ボヤボヤ、うだうだ、うじうじ、メソメソしながら迷走し、何かあるたびに「自分なんてダメなんだ」と、自責のカルマパターンに入り込み、長い間ずっとパッとしないまま、それでも諦めないで続けて来たベテランコース生です。
その彼が意を決して話し始めるとすぐに、伊藤先生を始め、数人のメンバーが思わず込み上がってくる笑いをこらえるのに必死になりました。
なぜかというと、真剣に語る彼の言動があまりにも情けなく、そしてキュートだったからです。
彼は何度も何度も、「先生の力になりたいんです!」「だけど僕は、何をしたらいいか分からないんです!」「僕は、僕は! こんなにしょぼい自分が、本当に情けないんです!!」と、涙を流しながら、声を裏返しながら、身振り手振りで先生への思いと、あまりの自分の情けなさ、不甲斐なさを表現していました。

伊藤先生は、それまでの彼とは違う、全力で情けなさを表現する様子が、おかしくてたまらないようで、笑い過ぎて涙をボロボロ流しながら、ソファーの上で転げまわっていました。
私を始め、同じように笑い転げるメンバーもいれば、彼のその様に、心を揺さぶられて涙を流すメンバーもいました。

思いのたけを伝えきった文也に先生は、「あなた、本当におもしろいね。そしてなんだろうね、このキュートさは。これは一種の才能だね。最後の最後に、こんなに笑わせてもらえるとは思いもしなかった」と、仰いました。
私も笑い過ぎて、今にも破裂しそうな腹筋をさすりながら、本当にその通りだなと。
どんなに文也の表現が稚拙だろうが、情けない内容の話だろうが、「思いを伝えたい! 僕はこうなんです! こうなんです!」と、そのなりふり構わない姿が本当に憎めなく、可愛らしくもあり、その懸命さが人を感動させるのだなと思いました。
今期最後のコースのラストを、こんな形で文也が締めくくったことは、ある意味、ノア・アカデミーに起こったミラクルでした。

私にとって今期は、人生の岐路が180度、自分が進みたい方向へと変化するきっかけを得た年でもありました。
そこには、自分の内側に渦巻いていた激しい怒りを受け入れ、解放させることへの幾度とないチャレンジと、そのきっかけを与えてくださり、身をもってその道を示してくださった伊藤先生の存在があります。
この数年間を振り返ってみると、このノア・アカデミーという場所だからこそ出来た事だと、つくづく思うのです。一般社会では、こんなふうに自由に自分らしさを追い求め、時にはありったけの力で、「自分はこうだ」と主張することが許される場所を私は知りません。
自分への信頼がどんどんと増していくのを感じるほどに、伊藤先生と宇宙によって、このような機会を与えられたことへ感謝と畏敬の念が湧き上がってきます。
来期以降も、この勢いに乗って、上昇気流をつくっていきたいと思います。


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先生のクラスで学べることが私たちの誇りです。
右から3番目上が、ミラクルガイの文也です。



中山 寛士